研Q31.Firefoxの設定をまるごと全部バックアップして復元する方法
プロファイルフォルダが復元できれば、昨日とおなじFirefoxに戻れます。

フォクすけの画像はフォクすけのFirefox情報局よりお借りしました
高性能ウェブブラウザとして人気のFirefoxは、すべての設定がひとつのフォルダ(プロファイルフォルダ)に格納されています。
すべての設定には、
ユーザー設定、ブックマーク、アドオン、クッキー、訪問履歴、記憶しているIDとパスワードなども含まれます。
なので、プロファイルフォルダをまるごとバックアップしておけば、
ハードディスクがクラッシュしても、パソコンを乗り替えても、
今まで使っていたファイアフォックスの設定がまるごと復活できます。
ファイアフォックスのプロファイルフォルダはどこにある?

↑ファイアフォックスのメニュー、[ヘルプ]から[トラブルシューティング情報]を開きます。

↑トラブルシューティング情報の「プロファイルフォルダ」の欄に[フォルダを開く]のボタンがあります。
[フォルダを開く]ボタンをクリックして開いたフォルダが現在のプロファイルフォルダです。
このプロファイルフォルダをバックアップしておいて、
パソコンを乗り替えるときにバックアップしたプロファイルをリストアしてやれば、
バックアップした時点のファイアフォックスの環境に復旧できます。
バックアップのプロファイルをリストアする場合は、ファイアフォックスを完全に終了してから、バックアッププロファイルを上で調べた現在のプロファイルフォルダにすべて上書コピーきすればOKです。
次にファイアフォックスを起動したときは今まで通りのファイアフォックスになっています。
プロファイルフォルダの場所を変更する方法。
当ブログでおすすめしているバックアップ方法は、必要なデータをすべてマイドキュメントに入れておいて、マイドキュメントをまるごと、毎日バックアップする方法です。こうしておけば、新しいパソコンに環境をリストアするときも、マイドキュメントをまるごとコピーして戻してやるだけなので、作業が非常に楽です。
毎日バックアップするために僕はBunBackupという無料ソフトを使っています。
⇒ 研Q54.パソコンのユーザーデーターをバックアップする方法。

BunBackupにはバックアップ後Windows終了というモードがあるので、一日の終わりにパソコンの電源を切るときにバックアップして勝手にパソコンの電源を切ってくれます。

それに、マイドキュメントに移動するのが面倒なお気に入りやメールデータ、メールの連絡先もまとめてバックアップすることができます。
ファイアフォックスのプロファイルフォルダの場所もマイドキュメントの中に変更して、新しく追加したブックマークやFirefoxの設定などまったく意識せずに最新のバックアップを取っています。
プロファイルフォルダの場所を変更する手順
1.ファイアフォックスを完全に終了します。
2.ファイル名を指定して実行
スタートメニューからファイル名を指定して実行を選択し、「名前」欄にfirefox -p
と入力して実行します。↓

3.新しいプロファイルを作成する
ユーザプロファイルの選択というウインドウが開くので、「新しいプロファイルを作成」をクリックします。↓
4.プロファイル作成ウィザード
プロファイル作成ウィザードの開始というウインドウが開くので、「次へ」をクリックします。↓
5.プロファイルフォルダを選択
プロファイル作成ウィザードの完了というウインドウが開くので、「フォルダを選択」をクリックします。↓
6.プロファイルを作成するフォルダを作成
フォルダの参照ウインドウで、「マイドキュメント」フォルダの中に新しいフォルダを作成します。↓
7.新しいプロファイルの作成完了
ここでは、My Documentsの中にProfileというフォルダを作成しました。新しいプロファイルの名前をMy Profileにして、「完了」をクリックします。↓

これで、指定通りの場所に初期状態のプロファイルフォルダが作成できました。(正確には次の9.の時点でプロファイルフォルダの内容が作成される。)
あとは新しいプロファイルフォルダの内容をバックアップしてあったもので上書きコピーすれば復元OKです。
8.新しいMy ProfileでFirefoxを起動する
今作成したMy Profileを選択して、「Firefoxを起動」します。↓なおこのとき、今後このプロファイルを使用するのチェックボックスにチェックが入っていることを確認しておきます。

9.初期状態のファイアフォックスが起動するので、そのまま終了します。
10.プロファイル内容のコピー
今作成した新しくできたプロファイルフォルダに、今まで使用していた(バックアップしてあった)プロファイルフォルダの内容をすべて上書きコピーします。新しいパソコンに今まで通りのファイアフォックスを復元したい場合は、新しいプロファイルフォルダに、バックアップしてあったプロファイルフォルダの内容をすべて上書きコピーします。
11.次にファイアフォックスを普通に起動すれば、今まで通りのファイアフォックスが起動します。
なお、ここで新しく作成したフォルダの名前や、新しいプロファイルの名前は、ここに書いたとおりにする必要ははなく好きな名前をつけることができます。
あとは、新しいプロファイルフォルダを(マイドキュメントごと)こまめにバックアップさえしておけばOKです。
ブックマークのバックアップとか、個別に考えなくてもすべてプロファイルフォルダごとバックアップで十分です。
これで、突然パソコンがクラッシュして新しいパソコンに乗り替えなくてはならなくなっても、新しいパソコンに今まで通りのファイアフォックスが復元できます。
ちなみに僕は、BunBackup

(バックアップ後Windows終了でバックアップしているのでパソコンの電源を切るついでの作業で。それに1日分の変更だけなので日々のバックアップは数分で終わります。)

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