研Q145.使い慣れたWindowsXPを今後も使い続ける費用ゼロ手間ゼロの方法
WindowsXPのサポート終了対策が完了しました。


WindowsXPのサポートがとうとう終了

サポートの終了とは、マイクロソフトからのアップデートが提供されないということです。
つまり、Windowsの脆弱性(ぜいじゃくせい:ウイルスの攻撃に対する弱点)が発見されるたびに、マイクロソフトはそのソフトウェア的な補修部品を無償提供して今までの部品とオンラインで交換してくれます。(その作業がアップデートです。)
今後WindowsXPに関してはアップデートはもうしないよ。
これからもアップデートが必要なら、もっと新しいWindws7やWindws8を使ってください。
というわけです。
WindwsXPを使い続けても今すぐどうのということはありませんが、
今後発見される弱点を狙って攻撃するウィルスが、
もしかして開発されて出回ると、
アップデートしていないWindwsXPは防御を固めていないので、そこを攻撃されると弱いです。
だから、サポートが終了したWindowsXPはいままでよりもセキュリティが弱くなる(可能性がある)わけですね。
ということで、WindowsXPユーザーは対策を迫られているということなりました。
対策といっても、サポートが継続しているもっと新しいWindws7やWindws8または8.1が動くパソコンに乗り替える(買い替える)ぐらいしか方法がないというところが実際のところでしょう。
しかし、新しいパソコンを買うといっても、予算の関係で今すぐに買うというわけにもいきません。
今使っているXPパソコンで特に不満があるというわけではないし、
使い慣れたXPから最新のWindows8.1に替えると操作性が大幅に変わってしまいます。
それに、今使っているソフトウェアのうちのどうしても必要ないくつかは、Windows8.1対応のものにバージョンアップしなければなりません。
中でも特にマイクロソフト Officeにはアップグレード優待版というものが無いようで、
最低限パワー・ポイントが使えるHome and Businessエディションだと3万円近い価格になってしまいます。
しかも僕が使っているのはOffice2002(OfficeXPという名前で売られていたバージョン)です。
現在ではユーザーインターフェースが大幅に変更されているので、あのリボンメニューに新しく習熟しなくてはなりません。
それは困る。XPで特に不満はないばかりではなく、新しくしなくちゃならないのは大いに面倒です。
この記事に書く、買い替え先延ばし作戦は、いわば問題の先送りで、
僕はそうすることに決めて、準備もしました。
というだけのことです。
「おすすめします。」ということでは決してありませんので、あなたご自身のご判断と自己責任で対応してください。
最新のWindows8.1を搭載したパソコン。
上の写真は、マイクロソフト製のサーフェス・プロ・2というWindowsタブレットです。
タブレットだからアプリ中心の使い方がメインというわけでもなく、
別売りのキーボードをつなげるとほとんどパソコンとして使えるようです。
マイクロソフトOffice Home and Business 2013 が標準搭載されているし、
CD/DVDドライブを接続すればWindows8.1対応の一般ソフトもインストールできるようです。
僕の場合だと、すでに数千件の住所が登録してある筆まめ


いずれは最新版Windowsマシンに切り替えなくてはならないと情報を集めているうちに出会った
花岡貴子さんの↓この記事を読んで、特に気になったマシンです。
Surface Proのベストパートナーは、レノボの極薄軽量キーボードだと思う 日経トレンディネット

う~ん。記憶容量256GBの単体モデルで15万円ぐらいかぁ~。
やっぱり今のところは、WindowsXPを当面使い続けて、ウイルスに感染してから買い替えを考えるという方針でいきます。
ちなみに、花岡貴子さんが使用感が良く使いやすいとおっしゃっているレノボのキーボードとは、
これです。↓
使い慣れたWindowsXPを今後も使い続ける費用ゼロで手間ゼロの方法とは?
ここからはかなり独善的な内容です。
WindowsXPを最新版に乗り替えるかどうかという問題は、
もしかすると、
これから発見されるWindowsXPの弱点をついたウイルスが作られて
流行するかも知れない。
そして、もしかすると、
セキュリティソフトの監視をかいくぐったそのウイルスに自分のパソコンが感染するかも知れない。
という可能性の問題です。
今まで20年ぐらいインターネットを使っていて、
ウイルスに感染しそうになった(感染する前にセキュリティソフトがウイルスをやっつけた)ことは2~3度しかありません。
結局、感染はしませんでした。
(今後のWindowsXPのウイルスについては未知数なので、まだどの程度の可能性なのかはわかりません。)
むしろ、ハードディスクが故障してシステムやデータが破壊され、使えなくなったことが2度あり、その可能性のほうが高かったです。
システムやハードウェアが壊れたとしても、最悪お金さえ出せばまた取り戻すことができます。
無くなってしまうと本当に困るのは、ほかでは手に入れることができないユーザーデータです。
なので僕は、ユーザーデータを毎日バックアップする仕組みを構築して、毎日バックアップを実行しています。
⇒研Q54. パソコンのユーザーデーターをバックアップする方法。

WindowsXP問題も同じようなリクツで考えてみました。
何パーセントあるのかわかりませんが、ウイルスの危険性にあらかじめ対処するためにパソコンを買い替えるのか、
ウイルスに感染しない可能性に掛けてWindowsXPをそのまま使い続けるのかということです。
ウイルスに感染してしまったらそのパソコンをそのまま使い続けることは不可能でしょう。
XPはサポートが終了してしまったので、パソコンをリカバリーしてまたXPパソコンとして復活させることもできないと思います。
(SP3などが手に入らないので。)
なので、ウイルスに感染してしまったら、新しいパソコンに買い替えざるを得ないので、買い替えはそのときに考えることにしました。
新しいパソコンに乗り替えたときのために、現在のバックアップデータは保管しておくことにします。
だだし、万が一ウイルスに感染して、ウイルスごとバックアップしてしまったら困るので、かつて使っていて今はもう使わなくなったハードディスクに、ウイルスに感染していない現在のデータをバックアップして、そのハードディスクには今後はバックアップせずに保管してあります。
バックアップに使うハードディスクは手持ちのものなのでゼロ円。
(容量160GBのハードディスクが手元にありました。)


バックアップに必要な手間も、寝る前にバックアップを始めれば眠っている間にバックアップしてくれるのでほぼゼロです。
なんとまあ、イイカゲンでデタラメな問題の先送り!
なにか画期的なウラワザがあると思われました?
お思いになった方にはごめんなさい m(_ _)m
今までバックアップの準備をして毎日バックアップしていたから、か~んたんにこんなことができるのです。
そなえあればうれしいなというヤツですね。
そして、このままWindowsXPを使い続けて、最新のパソコンに買い替える話は、サポート終了とは別に、それはそれでじっくり考えることにします。
関連記事:(別窓で開きます)
研Q54. パソコンのユーザーデーターをバックアップする方法。

研Q31. Firefoxの設定をまるごと全部バックアップして復元する方法

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